仕事の役に立つ「演繹法と帰納法」

July 4, 2014

皆さん、帰納法と演繹法をご存知ですか。
演繹法は一般的原理から論理的推論により結論として個々の事象を導く方法です。
代表的な手法に、大前提・小前提・結論による三段論法があります。
(例)
大前提(一般的原理)「人間は死ぬ」
小前提(事実など)「Aは人間である」
結論(個々の事象)「Aは死ぬ」

帰納法は個々の事象から、事象間の本質的な結合関係(因果関係)を推論し、結論として一般的原理を導く方法です。
(例)
事例収集(個々の事象)「人間Aは死んだ。人間Bも死んだ。人間Cも死んだ」
因果関係(本質的結合関係):「人間だから死んだ」
結論(一般的原理):「人間は死ぬ」

以上の説明は論理的ですが、わかり難いので、私は次のような説明をよく使います。

「現状から思考し、目指す姿は曖昧だが、問題点を抽出し、改善していく方法が帰納法で、演繹法は逆に現状を認識するが、むしろ目指す姿を思考して、改善していく方法」

現状が複雑で混沌としている時は、先に目指す姿を明確化して、改善していく演繹法が効率的です。
ただ、目指す姿を設定する事は難しい面があるので、現状分析から改善する帰納法を活用し、その後で目指す姿を再度明確にする方法もあります。

また、目指す姿は夢物語では駄目で、低レベルではないですが、リアリティがある目指す姿を描く必要があります。
皆さん日常で、この演繹法と帰納法を使い分けて実践してみて下さい。

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