海外進出のプロセス

今日は海外進出のステップと注意点について、説明したいと思います。

現在、国内がデフレ経済で需要が減少している中で、海外に進出する企業が増加しています。取引先の要請、国内の売上補完、コストダウン、市場拡大、人材活用等色々の海外進出する狙い、背景があります。この時のステップと注意点について解説します。

1.海外進出の前提条件の検討
1) 海外進出する目的、狙いを明確化する
2) 海外進出するフェーズの検討をする
(1) 第1フェーズ  製品の輸出
(2) 第2フェーズ  現地生産  
(3) 第3フェーズ  現地販売
(4) 第4フェーズ  現地開発
3) 投資額と回収の見込み検討
4) 利益回収方法の検討
配当金、ロイアリティ、内部留保等の検討をする

2.進出先の選定
1)海外進出の目的にあった進出先検討

2)進出先の国民性、賃金上昇カーブ確認

3)カントリーリスク等の検討

3.進出形態の検討
1)レンタル工場レベル、建物を賃借、工場を一から建設等のように進出形態を検討する

2)合弁か独資かの検討が必要だが、株主の経営に対する思想、意志が整合しないと合弁会社は運営が非常に難しい

4.生産拠点の設立
1)工場建設、工場の内装、外装工事等の契約は必ず書類で実施する。口頭契約は揉め事の元
 

2)建設図面で詳細な打合せを実施する

3)検収時は細部まで確認する。手抜工事は当り前と思うべき

5.組織機能、仕組について
1)基本は日本の工場をマザー工場として、日本の仕組、システムを移転する前提で組織機能、仕組みを作る

6.組織体制と人材について
1)基本は性悪説で組織を構成する

2)日本人の経営者、スタッフ⇒ローカルの経営幹部、スタッフ⇒ローカルの作業者の組織体制を作る

3)金銭に関わる仕事はできるだけ日本人スタッフで実施する

海外進出の検討は製造業にとって、必須になりつつありますが、成功する為には基本のステップとそのポイントを守りながら、スピードをあげた行動が必要だと思います。

次回は工場運営、労務管理、国別事情を説明したいと思います。

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